ヒューマンスキル

ソーシャルスキル

ソーシャルスキルとは
辞書で調べると「対人関係における、挨拶、依頼、交渉、、自己主張などの技能、社会的スキル。」と書いてあります。
また別の辞書では「社会の中で自立主体的であるとともに、他の人との協調を保って生きるために必要とされる、 生活上の能力、社会技能。」と書かれています。
平たくいえば、相手に対して理解されやすい言葉や振る舞い、行動などで自己を示すということだと思います。
何故このようなことを述べているかというと、言語や非言語(ノンバーバルコミュニケーション)を含めて、 私達は誤解を生まないように、自分以外の他者と良い関係を生む事を常に考えて生きて行くことが社会生活で求められます。

改めていうことでもありませんが、家庭でも仕事でも他者の協力がないと生きて行くことが難しい現実があります。
しかし、ソーシャルスキルを巧みに使用するというのは言葉でいうのは簡単ですが、実際行うことはとても難しいことだと考えます。
幼い頃から人はソーシャルスキルをしつけ教育を受けて育ちますが、それでも大人になると人間関係で往々にして悩むことがあります。

特に同調圧力が強い日本社会では尚更です。

これを少しでも回避するためには、心理学に通じるような書籍を多く読むことによって、より深くソーシャル スキルについて学び理解できるのではと考えます。
私も以前からブログ「ヒューマンスキル」でも述べていますが、人を理解するための一つとして現在でもノン バーバルコミュニケーションや心理学系、脳科学の書籍などで勉強するようにこころがけています。
人の仕草や振る舞いなどは、少しでも心理学などを勉強し観察眼を深めて行けば余程のことがなければ、私は誰でも理解ができるまでになると考えています。

先ほど、述べたように家庭や会社も全て人間関係が風通しが良い関係に越したことにないと思います。
私の経験で申し訳ないのですが、仕事に於いては人間関係の出来、不出来がビジネスに大きく関わってきます。
極端に相手の顔色を窺うことはしなくてもよいのですが、顔色の変化を見逃すことはあなたの損につながりかねません。

仕事に於いて、少しぐらいは発言から顔色の変化を感じるぐらいの技術を身に付けることは、社会生活を過ごすには有効だと考えますが如何でしょうか。
特に日本では空気感という摩訶不思議なものを要求されることが重要視される場合もあり、依然と続いている忖度文化も根強い傾向もあります。

「ヒューマンスキルを磨く」では、ソーシャルスキルの 1 つにつながるノンバーバルコミュニケーションのことについても述べています。
ソーシャルスキルを学ぶことは、人間関係を結び仕事の成果にも大きく関わる技能の1つだと思います。

では、本題へ
今回は、ノンバーバルコミニュケーションの足の動作などに関して述べて行きたいと考えます。
人の観察をする場合、動作や仕草などの振る舞いを見て行くためには観察する相手にとくかくリラックスモードになって貰うことに尽きると思います。
あなたと対面している観察される方が緊張モード状態では、相手の本音などを含めた心意が体に表れず伝わる情報が観察する側にほぼ届くことはありません。
観察される側がリラックスできる環境を作ることによって普段のように振る舞って貰える雰囲気ができてこそ、その人本来の姿が見えてくと思います。

座っている足の組み方で知る1つの観察のポイント

座っている足の組み方1つで相手がオープンマインドかクローズマインドかを知るには、右足と左足を足首のところでクロスさせているかどうかでわかります。
足首のところでクロスさせていれば、クローズドマインドで、クロスさせていなければオープンマインドとされてい ます。

足首をクロスさせるということは、防衛本能から警戒心や緊張感の表れとされています。
このように何気ない人の動作や仕草などを観察することによって相手の本来持っている気質も少し分かるようになってきます。
尚、補足として自分のことを話すと、このブログを書いている私も足首のところでクロスさているからクローズマイ ンドだと思います。

出典:2015年6月4日.株式会社ナツメ社(刊).齊藤勇(著)「.今日から使える行動心理学」

私が書いているブログ「ヒューマンスキル」で以前ソーシャルスキルに大きく関わるところを書いていますので、今後とも読んで頂くよう、宜しくお願いします。

今回もブログを見て頂きありがとうございました。

文/デザイン・マーケティング担当 太田正信

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