ヒューマンスキル

話し相手の身体を観察する

本題に入る前に、最近ニュースなどでよく取り上げられている特殊詐欺などを目にしますが私も長くコン サル業をしていますので、ずいぶん前からお客さまが詐欺に遭遇したことは幾つも聞いています。
仕事などで、詐欺師事件などに巻き込まれないためにどうすれば良いのかヒントになればと思い少し話した いと思います。

読んで頂いている方にコミュニケーションの中でウソなども判別し感じることができればと思いがあり、 それがヒューマンスキルを磨くを書いている動機の一つでもあります。
このブログを読んでいる方々が騙されないために一つ私の考えを述べたいと思います。
尚、最初にお断りしておきますが、私は犯罪心理学者ではありませんので犯罪学には詳しくありません。
昔から人は判断など、多く間違いを犯す動物だといわれています。
今もテレビドラマなどで詐欺師を取り扱った物語を多数放送しています。
なぜ、人々は警戒しながらも犯罪のワナに引っかかってしまうのでしょうか。

私達は幾ら強く警戒心を持っていても犯罪者らが時間を掛け近づいてくると赤子の手をひねるように彼らに 騙されてします。
犯罪者らは時間を掛け用意周到に計画して、きちんとした経歴や肩書き、会社などを設定して人を騙すことを 考えます。
詐欺師は知能犯ですから、人の本質と欲を知っており上手く騙そうとします。
人はどうしても自分の本能に駈られてしまい騙されてしまうことがあります。
騙されないようにするには、人から都合のよい話しは絶対に鵜呑みにせず、ほどほどに自分の欲を押さえる ことが一番の賢明な策だと思っています。

話しが長くなりましたが、本題の入ります。

人の気持ちは表情以上に仕草や動作にも表れる
例えば、商談の打ち合わせで相手と向かいあっている時に相手の腕の状態はどのようになっているかなど 確認をされていますか。
相手と向かい合うテーブルの高さとイスの高さでも相手の上半身の見え方も変わりますが...。
取りあえず、話し相手の心情を色々な角度から見るようにして、その観察の中からパラランゲージの情報として捉えるようにします。

一般的な例ですが、わりとテーブルが低く相手の上半身が見える状態の時、両腕を下げていてテーブルに隠れ て見えないかたちであれば、数回会っていても余りリラックス状態になっていないと思います。
反対にテーブルの上に手を置いて広げているようならリラックスしている状態の可能性高いとも考えます。
相手との会話中にテーブルの上に置いてあるモノ、小物や携帯などを触りだしているようなら会話すること に飽きている可能性は大きいと私は思います。

なかなかテーブルの下の足の位置が分かりにくいのですが、人によって足のクセがありますが、足をクロスして いるようなら相手の話に対して余り受け入れたくないという気持ちの表れだともされています。
相手をパラランゲージの観察して行く中で足の状態がどのようになっているかも気になるところでもあり ます。

次に相手との会話中の姿勢がどのようになっているかを観察します。
相手がキチンと向き合って会話しているかどうか。
イスの背にもたれてふんぞり返ているか、少し斜めがけで座っているか。
それとも座っているいる状態が自分の方へ前がかりになっているかどうかなど相手の座っている状況を様々 な角度から少しでも理解できるように観察をします。
余りにも会話に夢中になってしまうと観察意識が薄くなってしまうので注意して貰えればと思います。

前に述べたように以前の私は自分ことしか考えない人間でしたので、人の観察などに全く興味がありません でした。
改めて営業や販売について考えて行く中で、大切なのは顧客を観察しながら表情やた仕草動作を加味しなが ら相手と会話することだと気づきました。
また、仕事で成功するためにも人間関係をよく考えることがポイントで重要になります。
相手を知るためには、パラ言語やパラランゲージを知ることに尽きると思うので、特に会話の中で観察する ことに力を入れるべきだとも考えております。

尚、自分自身の内観も高める努力も必要です。

今回もブログを見て頂きありがとうございました。
文/デザイン・マーケティング担当 太田正信

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