ヒューマンスキル

無意識と潜在意識について

はじめに
今回のブログは内容を変えて無意識と潜在意識に関して私なりに少しばかり述べてみたいと思います。
あなたの考え方に少しでも参考になれば幸いです。
以前より私は人の無意識に関してや潜在意識の影響に強く興味を持ち、その不思議さや謎に惹かれて、心理 学系や脳科学系の Web 記事を見たり、それに関連する書籍を多く買い込みながら多方面で自分なりに調べ ています。
なぜ、潜在意識が重要かというと知らず識らずに自分の人生に影響して、否応なしに自分の発言や行動の 全てに関わってくるからです。
それほど、私たちの人生に大きな影響を与える存在だからなのです。 だからこそ、潜在意識に関して私たちは注意を払う必要があるのです。

潜在意識と顕在意識

一般的に心理学などで、よくいわれている人の無意識と顕在意識の割合が 90~95%vs5~10%とされて います。
何故、私が人の潜在意識に強く惹かれているのか、その理由の元となる要因を考えると、このような割合 いで無意識と顕在意識が存在しているのなら私たちの日々の生活に於いて潜在意識がどうなっているのか、 色々と調べる価値があると考えたのが動機です。
尚、一般的にはよく無意識と潜在意識に関しては広い意味ではイコールとされていますが、辞書や情報の サイト、心理学の書籍などで色々調べると無意識とは、全く人が自覚がない意識をしていない状態を示し ており、潜在意識とは自分の自覚の意識はあるが、その環境下などの刺激に対して無自覚の状態で反応や 行動をしてしまうこと示しています。

参考図:フリー百科 wikipedia.「無意識」

 

また、潜在意識は知識や経験・体験などの 記憶を含んでおり無意識の中に含まれているものとして述べら れてもいます。
例えば、潜在意識の意味を考えるとコンビニの前を通った際に前日に TV CM で見たペットボトル入りの コーヒーが無性に飲みたくなって購入してしまったような状態を示しています。
幾つかの心理学系や脳科学系の書籍には、あなたの行動をほぼ決めているのは潜在意識ですと述べられて います。
そう、私もあなたも知らず知らずのうちに絶えず自分の潜在意識によって、発言や行動を起こしていると いっても過言はないと考えます。

膨大な情報が毎日多く降りそそぐ

あなたが好むと好まないにかかわらず、あなたの元へ日々様々なニュースなどの情報が届けられているは ずです。
人の脳が受け取る情報は、1 秒間に 4000 憶ビットに達するとされています。
その情報量は、4000 憶個の 0 を本に置き換えて換算し印刷すると何と 60 万冊の本が出来上がるそうです。
人は、否が応でもこのように毎日生活を送る時間の中で情報という雨があなた自身に降り注いでいます。
成功者の幾つか書籍の中で、高所得者は経済ニュースに関しては視聴するがその他のニュースは視聴しな いようにしていると述べられています。
高所得者が経済ニュース以外を視聴しない訳として、それは他のニュースは視聴しても所得に関する情報 としての価値が無いばかりか悪い情報の方が耳にして残ってしまう可能性があるためだとされています。
高所得者は、自分の環境下で降り注ぐ情報の雨の良し悪しを選別をするようなふるいを持って対処してい るようなんです。

では何故、高所得者はその他のニュースを視聴しないのか、その最大の理由として考えられるのは、余り よくないニュースが自分の耳に飛び込んで来て潜在意識に入らないように阻止したいからだと考えられます。
人の潜在意識は、否応なしに悪いニュースが流れて来て耳に入ると自然と受け止めてしまう可能性がある からだとされています。
だから高所得者は環境下に於いて新聞やニュース番組などの情報は自己基準を持って選別をしています。
人の潜在意識はそれほど、その人の思考や行動に影響を与えてしまう存在なのです。
だからこそ、自分の周りの環境に於いては自分に余りにも関係ない芸能関係ゴシップや事故などのニュース や人の噂噺、悪口などの情報に対して耳に入らないように気を付けておく必要があるのです。

心の声から問いかけ

私たちは、毎日 1 分間に 150~300 語の割合いで頭の中で心の声が自分に対して問いかけているとされて います。
心の声を数字に直すと 4 万 5000 個~5 万個ほどにのぼるとされているようです。
あなたと私は、日常下に於いて常に頭の中にある心の声と会話をしていると思います。

その心の声はあなたの顕在意識と潜在意識からの呼びかけなのです。
また、これは誰でも経験があると思いますが、例えば潜在意識によって不意に心の声がネガティブなこと を問い掛けくると誰もが不安になって考えれば考えるほど不安が増すようになってきます。
しかし、私たちが不安感を持つのは、しかたがないことです。
それは、原始時代に危険を乗り切るために進化をする段階に於いて警戒心や不安感を持つことによって肉 食獣から逃れるために備わった本能からくるものですから。
このように不安感に襲われないようにするためにくどいようですが、できれば自分の周りに余り関係ない ネガティブな情報を日頃からなるべく避け阻止するようにしたほうがよいと思われます。
成功をした高所得者のように。

また、本当に難しいとは思いますが、自分自身の性格をなるべく意識的に客観視をして把握することがと ても重要です。
自分の性格を把握するために常日頃から心理学でいうところの内観を心がけることが大切です。
辞書など調べると心理学用語の内観とは、「自分の心の意識やその状態を自分みずから観察すること」など とされています。
前にも述べたように内観することとは、鳥の目のごとく周りの物事に対して自分自身を俯瞰し観察をする ことによって潜在意識に悪い影響を与えないばかりか潜在意識の呪縛からも距離がおけることになります。

今回も少しばかり長くなりましたので、またの機会とご要望があればこの続きを述べたいとも思います。

参考:2014 年 4 月 25 日 .(刊)株式会社サンマーク出版 .(著)パム・グラウト .「こうして、思考は現実 になる」・フリー百科 Wikipedia.「内観」・2016 年 11 月 21 日 16 時 32 分 .Huff Post.THE BLOG.(2016 年 08 月 27 日「ボトルボイス」より転載).(文)田辺寿夫 .「潜在意識と無意識の違い」https://www.huffin gtonpost.jp/toshio-tanabe/conscious-not-conscious_b_13046178.html・2015 年 2 月 20 日 wikipedia.「無 意識」・(刊)株式会社サンマーク出版 .(著)パム・グラウト .「潜在意識をとことん使いこなす」・2005 年(刊)株式会社ダイアモンド社 .(著)ジェラルト・ザルトマン .(訳)藤川佳則 . 阿久津 聡 .「心脳マーケテ ィング 顧客の無意識を解き明かす」

今回もヒューマンスキルブログにお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
今後もヒューマンスキルブログを宜しくお願い致します。
文 / デザイン・マーケティング担当 太田正信

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