ヒューマンスキル

コミュニケーションとバイアス

今回もコミュニケーションについて少し述べて行きたいと思います。
コミュニケーション能力について、例えば年齢が上だから認知力が高いとか若いから認知力が低いとか学歴が高い低いなどと捉えて、相手を色メガネで見てレッテル貼りすることは自らバイアスを肯定しているようなものだと考えています。
世の中には、様々な人がいますから例え歳をとっていようが、若いからとか学歴が高いとか低いからといってコミュニケーション力が低いとは限りません。
また、長い付き合いの人だからといって相手が昔から変わらないと思っているようならそれも確証バイアスに陥っています。
コミュニケーションを行う相手が付き合いが長くなればなるほど相手の環境や身体的状況も大きく変化をして行きますから相手の考え方や感情も当然のように変わって行きます。
相手に対して観察を怠らず見方を修正し考えなければなりません。
コミュニケーションを交わすことで互いの受け取り方の違いや、すれ違いによって別れにつながることもあり得ますから、それほど人間関係でコミュニケーションとは重要なことなのです。
初回のヒューマンスキルブログで述べているようにコミュニケーションの第一歩はなるべく相手を素で観察し続けることに尽きます。

コミュニケーションと認知力

社会人になると認知力と非認知力が試されるような場面が色々とあります。
当然ですが、コミュニケーションに於いても認知力が必要になります。
普段、相手と会話していて認知力と聞いても一般的にピンとこないと考えます。
前に認知力について述べたつもりでおりましたが、初めて私のブログを読んで貰っている方に改めて述べます。
様々な方法で認知を調べてみると人は知るために知覚、記憶、学習、思考などを行う、そのために「推理、判断、理解、論理、計算、言語」などの知的な活動を解釈ができ実行をすることとされています。
当然、認知力については人によっては能力の上下があるとは思います。
また、先ほどコミュニケーション能力について述べましたが、認知力に関しても歳をとっているから認知力が高いとか若いから認知力が低いとか学歴が高い低いなどと捉えているようでは、相手を色メガネで見ていることにつながります。
そのような捉え方では、自らのコミュニケーション能力を阻害するもとにもつながります。
特に営業や販売などの折衝や接客などを担当する方は世間でいわれる一般的な常識や専門的な理解知識を持つ必要があります。
肩書きや服装などのバイアスに囚われずに相手の話し方や話す時の抑揚、話すリズム、話の内容をしっかり聞き取り記憶し相手についてしっかりと観察をします。

特に相手とコミュニケーションをして行く中で、相手の言葉の使い方や語彙などを理解ができることがポイントになります。
また、あなたの話す内容が論理的になっており、当然話す内容全体が破綻していないことも大切なポイン トになります。
コミュニケーション能力を上げることも確かに重要な要素の 1 つなのですが、やはり物事に対しての認知 力を上げる努力も大切だと考えます。
先ほど述べたようコミュニケーションをする際にボキャブラリーが豊かな方が相手との会話がはずみます。
また、多岐にわたるような幅広い知識などの蘊蓄や含蓄などが豊富な方が知識人と会った場合、話し合い がスムーズになり話しの間が持てるとのではと思います。
すぐに認知力を高めることは難しいとは思いますが、新聞や本などを多読し毎日知識を広げるようなことをして行けば、いずれ知らず識らずに知識も広がってゆき認知力も増して行くと考えます。

コミュニケーションと非認知力

非認知力を調べると数値化で表す学習能力や知能指数を考慮に入れずに「協調性、自制心、粘り強さ、積 極性、向上心」などを持ち合わせて、日常生活や社会生活に於いて自分自身を如何に理性的にコントロー ルをするかということを示しています。
社会活動に於いては、人とのコミュニケーションが欠かせないものであり、コミュニケーションに於いて は人間関係を豊に長く続けるために人との協調性が重要であって、また相手の言い分をよく聞いて理解をし、相手の言い分に対して自分が納得できるようなポイントを見出すことが大切です。
また、社会活動に於いて人に備わっている自己顕示欲や承認欲求に関しての自制心や物事の課題や問題に 対して積極性を持ち、やり抜く粘り強さなどを表しています。
特にビジネスに於いては、コミュニケーションを行うということは、このように認知力と非認知力などを 含めた様々な能力が要求されます。
コミュニケーションに関しては、思考能力につながる抽象と具象の能力もまたコミュニケーションに於け る重要な要素になっています。

出典参考:フリー百科 wikipedia.「認知」・(刊)株式会有斐閣 .(編集)中島義明・安藤清志・子安増生 ・坂野雄二・繁桝算男・立花政夫・箱田裕司「心理学事典」・2024.01.21. 寺子屋 朝日 .(解説)星野真澄「非認知能力とは?重要視されている背景と育む方法、注意点を詳しく解説」 https://terakoya.asahi.com/article/15113230#:~:・
2023 年 1 月 5 日 .Gakken 学習エデユケーショナル .「非認知能力はなぜ重要なの?これからを生き抜く上 で身につけたい非認知能力とは」
https://www.889100.com/column/column046.html

今回もヒューマンススキルブログにお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
これからもヒューマンスキルブログを宜しくお願いします。
文 / デザイン・マーケティング担当 太田正信

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