仕事やプライベート時で自分が話していることが、なぜか相手に上手く伝わらないと思うことがありませんか。
街中にある書店には、あなたも見たことがあると思いますが、コミュニケーション関連の本が所せましと様々並ん でいます。
私も仕事上で取りあえずコミュニケーションの本や Web の記事などを多く読んだりしています。
じゃあ、コミュニケーションが上手くなったかと問われると自分でいうのもおかしいのですが、はなはな疑わしいと 思っておりますが...(苦笑)。
では、なぜコミュニケーションについてブログを書いているのかといわれると、それはあなたにもう一度改めてコミュニケーションについて考えて貰いたいと考えたからです。
例えば、相手にあることについて話そうとしてもあなたの心の中で「こんなこと伝えてもきっと無駄だろうな」とか「話しの内容が理解ができないだろうな」と思っていませんか?
だからこそ、もう一度改めてコミュニケーションの概念について考えて貰いたいのです。
以前のブログでも、述べたようにコミュニケーションは上手く通じなくて当たり前だと述べた記憶があります。
なぜ、述べたかと申しますと例えば遺伝子や育った環境が違う、だから親兄弟ですら自分の考えが通じると思うことじたいが思い込みの始まりなのです。
このように述べると身も蓋もないのですが...。
でも、せっかくヒューマンスキルブログを読んで貰っているのでコミュニケーションの本質を心理学的に考えたい と思い改めて述べます。
スキーマを考える
辞書などで色々調べるとスキーマとは、新しい経験をする際に過去の経験に基づいて作られた心理的な枠組みや 認知的な構造化された知識の集合とさており、また人の長期記憶に貯蔵されている出来事や行為、事柄などで得 た体験経験などの一般的な知識を示します。
上記の説明のようにスキーマのことについては、少しは理解されたのではないかと思いますが...。
より具体的に述べると人が言葉を理解をするときに五感を通しながら体験や経験をします。
また人は幼いころからの体験経験を通して言葉をまなび取って行きます。
スキーマに関して考えれば、人それぞれ個人的な体験経験などを積んだ認知の知識集合でもあります。
コミュニケーションで単語の名詞や形容詞、動詞など認知が抽象化されているので分かりやすいと思います。
例えば、有名な大谷選手について話す際に大谷選手という言葉が抽象化されています。
ある人はアメリカの野球リーグのことを思われる人もいますし、また他の人は所属のチーム名を思う方もいます。
抽象化された言葉自体そのものの意味として確固たるものがありますが、言葉のそのもののイメージの捉え方が 人によっては少しずつ変わってくると考えます。
だからすべてコミュニケーションでお互いに理解できるとはいえないと思います。
どうして互いのコミュニケーションに行き違いが起きていしまうかということについて少しは分かったのではないで しょうか。
また、コミュニケーションが入り組んでくると話し内容の要点が整理できてないと、伝える方がそこを理解して明確 になってない場合、コミュニケーションとして成り立ちません。
よくあることが、話しを伝えている方と聞いている人、お互いの思い込みによってコミュニケーションが成り立って いると勘違いしている場合もよくみかけます。
認知バイアス
また、以前のブログでも述べたように人には、やっかいな認知バイアスが色々もありますからコミニュケー ション自体も余計にややこしくなります。
バイアスの一例としてですが、人は歳を取っているから物事を知っているかといえば、一概にはいえないと 思います。
また若いから物事を知らないと思ってしまうのも当然違うと考えています。
コミュニケーションを阻害しそうな認知バイアス一部
・ステレオタイプ
・確証バイアス
・正常性バイアス
・同調性バイアス
・類似性バイアス
・新近性バイアスなど
上記に述べた点も考慮に入れながら考えることが大切です。
このように個人のスキーマや認知バイアスなどもあってコミュニケーションそのものが阻害さていまうこと を理解してコミュニケーションを行うことが肝要だと考えます。
そして、以前にも述べた人が持っているその人なりモノの見方のフレームがあります。

個々に違うフレーミングとは
先ほどから述べていますようにコミュニケーションでは経験体験が違うために他人との考え方の違いがあり ます。
また、認知科学に「フレーム理論」という考え方があります。
これは、米国の認知科学者のマービン・ミンスキー博士が理論を提唱しています。
フレーム理論の中で、人は出会った物事や知覚で得た情報を自分の体験や経験などの知識をボトムアップか らトップダウン方式で、記憶からフレームと呼ばれる方法を使用し呼び起こすとしています。
端的にいえば、人は誰しもオリジナルのフレーム(枠)という自分なりのモノの見方で世の中を見ていると いうことになります。
だからこそ誰でも人は自分自身なりの常識や世界観を持っており、よくいわれている「十人十色」その通り なのです。
それぞれのモノの見方で、人は体験経験から得た知識を貯蔵した記憶から検索し言葉に直してコミュニケー ションをしています。
だからこそ、自分と違う物事の見方をしている人を「あの人は物事を色メガネでみる」と思われたりしても 仕方がないと考えています。
それこそ、同じ家族でも思想や信念が違うの当たり前として捉えてコミュニケーションを考えなければなら ないと思います。
もう一度改めて述べます、人間にはスキーマやバイアス、フレームなどの存在あり、年代や性別などの相違 もあるということを意識してコミュニケーションを行うことが大切なのです。
出典:2024 年 5 月 13 日(刊)株式会社日経 PB マーケティング .(著)今井むつみ「何回説明しても伝わ らない」はなぜ起こるのか?」. フリー百科ウィキペディア .「マービン・ミンスキー」・「ジョージ・ミラー」 2010.06.17.(刊)ユナイテッド・ブックス .(著)チェ・ユンチョル .(監修)小宮一慶 .(訳)山口兼司 .「フレーム」.
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これからもヒューマンスキルブログを宜しくお願いします。
文 / デザイン・マーケティング担当 太田正信
