前回のデザインとマーケティングブログの終わりで現在の商業ビジネスでは、もう推し活は日本文化や経 済の立派な商業ベースの一つの柱になってきていると述べました。
また、推し活分野に於ける知的所有権は巨額な権利を生み、そして世界の経済に影響を与えるビジネスの 要素にもなっているとも伝えました。
どうしてアーチストたちがコンサートグッズを作るようになったのか、経緯について経済紙や Web 記事で 目にした内容です。
アイドルを含めた J ポップの歌手やロックアーチストなどの音楽系記事で伝えている内容では、タオルを はじめ様々なコンサートグッズの売上でコンサート費用をまかなっているとされています。
コンサート会場を借り、舞台装置にかかる音響・照明の設置や設備費用、それに携わる大勢のスタッフな ど人件費を考えれば、多くの費用がかかるのは私でも想像できますから他の人達も分かると思います。
ファンたちが、そのような情報を知れば当たり前ですが、自分が応援する歌手やアーチストたちに活躍し て貰うために推し活に励むようになります。

エンタメ業界躍進
現在では日本経済に於いて、ファンの推し活文化の経済効果は軽々しく考えてはまずいと思います。
今では、日本のマンガという言葉は世界の共通語になっており、日本経済新聞 2025 年 10 月 17 日の記事 によると日本でも大きく取り上げられたアニメーション映画で、「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来 は、全世界の興行収入が約 948 億円規模にもなったと述べられています。
また、2024 年度のライブ・エンターテイメント市場規模は、2024 年以前の市場規模に比べて 10.9%増 の 7,605 億円の売上げ規模になっていると、ぴあニュースで述べられています。
このようにコンテンツは日本経済全体では、もう推し活文化はマーケティング市場に於いても無視ができ ないような成長規模の状態にもなっています。
そして、日本の株式市場に於いてもエンターテイメント業界のコンテンツ株が自動車業界株を抜くという トピックがありました。
戦後の日本経済を支えた自動車業界が新興のエンタメ業界に抜かれるとは、数年前の私にはとても考えが 及ばないようなエンタメ業界の成長と躍進があります。
あくまでもこれはは私の予想ですが、今後十年間に目新しい産業が生まれない限り日本のエンタメ業界の 売上げは伸びて行き、日本経済を引っ張って行くのではと思われます。
このように現在の日本のマーケティングに関して推し活文化は、企業経営に於いても無視できません。
ファンリレーションシップマネージメントとは
販売・サービスを提供する企業側と購入する消費者側との関係を円滑に上手く行くように長く信頼関係を構築するための方策です。
また、近年インターネット上での企業側の経営など運営に関して、購入する消費者側の口込みやレビューなどの発信が侮れないほどの影響に対して着目しており、企業側が積極的に消費者側に接触をし、バイラル(口コミ)マーケティングの依頼などを目的とした育成を示す。
ファンリレーションシップマネージメントが示すように近年の企業も自社商品や企業運営に対して消費者側にファンになって貰いながら、企業や自社商品の評判を高めながら商品市場に拡大して行くような推し活運動を推進しています。
コミュニティマーケティングとは
顧客となる消費者などに対して、強要やプレッシャーにならないように企業側が消費者とのコミュニケー ションなど意思疎通できるようにして行くやり方を指します。
先ほどの推し活文化の発展から述べているように今の日本に於いては、企業側も商品の販売促進活動の強 化策として、企業運営の文化と商品を推して貰うファン作りを念頭に置いています。
以前、2020 年頃よくテレビや Web で話題になった企業としてワークマンのブランドカテゴリーのワーク マン女子がコミュニティマーケティングの例だと私は考えています。
私の記憶では、アウトドアが好きな女性に声をかけ商品開発に対してコメントを述べて貰ったり、出来上 がった商品に関して感想を述べて貰ったことを Web で配信したりしていたことをぼんやりとですが覚えて います。
私の感想ですが、コロナ禍の当時のマーケティングとして絶妙だと思っていました。
また、コミュニティマーケティング戦略に於いて企業がコミュニティ運営を行うことにはそれなりに少し リスクを抱えるかもしれません。
例えば、顧客同士のいざこざが出てきたり、顧客がコミニティ運営する企業に対する不満を Web 上で発言 したりする可能性があります。
しかし、コミュニティ運営が上手く行くようなら、その企業を応援するファンによる推し活の熱量は大き いと考えられます。
先ほど述べたワークマン女子に関してもマスコミの多くが取り上げており、CM 放送費や制作費に換算し たら、とてつもないほどの金額が必要になってきます。
現在進行形の形で推し活マーケティングやコミュニティマーケティングに関しては、目まぐるしく変わる トレンドの世界に於いて、これからしばらくは企業運営に関しては、コミュニティマーケティングに主眼 を置いて考えるべきだと思っています。
出典:wikipedia.「ワークマン」
・2025 年 10 月 17 日 . 株式会社日本経済新聞 .「映画「鬼滅の刃」、世界興行収入 948 億円に 25 年公開で
世界 5 位
・2025 年 6 月 24 日 . ぴあ株式会社 . ライブ・エンタメ市場、想定を超えて最高更新。2030 年予測も上方
修正 /ぴあ総研が 2024 年確定値および将来予測値を発表
・2025 年 6 月 30 日 19:28. 日本経済新聞 .(著)越智小夏、今堀祥和 .「時価総額、エンタメが自動車抜く
上位 9 社で見えた日本株高の原動力」 ・Wikipedia.「Community Marketing 」 ・wikipedia.「ファン・リレーションシップ・マネジメント」
今回もデザインとマーケティングブログにお付き合いして頂き、誠にありがとうございました。
これからもデザインとマーケティングブログを宜しくお願いします。
文 / デザイン・マーケティング担当 太田正信
