IT豆知識

脳ミソに汗をかく

はじめに
株式会社プルーゲン/ITコンサル担当の鈴木です。
皆さんは、事業や仕事を始めるとき、手始めに何をしますか?
とにかく一か八かで行動してみる方もいるとは思いますが、それは相当な度胸の持ち主か、または無計画な人かもしれません。
場合によっては、上司や他の誰かに指示されたことを実行するだけのケースもあるでしょう。
ここでは、「脳ミソに汗をかく = 熟慮する」ことについて書いてみたいと思います。

この事業(仕事)をする目的は何か?
この事業(仕事)を実行した先にはどんな状況が想像できるのか?
どんな方法、手段で実行して行くのか?
この事業(仕事)のリスクは何か?その対応策は?
想定したような結果/状況ではないときはどうするのか? 等々

そんなことを考えるのは当たり前だと言われそうですが、まずは目的や段取りを考えることから始めることが多いはずです。
もし、なかなか考えがまとまらない場合や思いついた内容が腑に落ちなければ、参考としてネットを少し検索すればたくさんの情報が出てきますし、参考図書もたくさん出されています。
最初は、真似て学ぶことからスタートするケースも多いと思います。

ところが、、
そのパターンに陥っている方の大半が参考にしたものを丸パクリのままであるケースをよく見ます。
それでは差別化もできませんし、結局、他人のフンドシで勝負してるだけになるので、オリジナリティがありません。
熟慮することは容易なことではなく、非常に手間と労力がかかりますし、疲労感も半端ないことです。
そして、想定したような結果になってない場合には、更に熟慮し、試行錯誤して間違えていたことを修正し、足りないことを補うことが必要です。
最後は、自社(自分)で結論づけて実行する、この繰り返しです。

ちなみに
販売戦略を検討する場合も同じです。

誰に、何を、どのように提供するのか?
相手はどのような人なのか?
サービス提供された顧客はどのようなメリットがあるのか?
なぜ、自分である必要があるのか? 等々

業務改善やシステム導入を検討する場合も同じです。

現状の課題は何か?
業務改善/システム導入する目的は何か?
それを実行することで何が得られるのか?
どのような方法、手段で実行するのか?
事前に押さえておくべきことは何か? 等々

最後に
ところで、この一連の行動は、AI(人口知能)にはできません。
いずれ可能になるかもしれませんが、AIが目的を決める/想像するのはもう少し先のことになると考えています。
まだまだヒトが活躍すべき分野はたくさんありそうです。
ぜひ、脳ミソに汗をかいて事業(仕事)をしましょう!
弊社では、お客様とともに脳ミソに汗をかくことをさせていただいています。

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
皆さまの日々の活動にちょっとしたプラスとなりますように。

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